住宅地に隣接したきれいな公園
八重瀬町宜次の住宅地のすぐそばにある長田門原公園(ながたじょうばるこうえん)は、幼年向けの遊具から小学生のお兄ちゃんお姉ちゃん向けの遊具まで種類豊富に揃う、遊び盛りのキッズにはたまらない公園です。
開けた平地につくられた公園は、広すぎず狭すぎずでちょうどよい大きさ。遮蔽物もないため見通しがよく、見守りがしやすいというのもうれしいポイントです。また、周囲が住宅地ということもあり、常に誰かしらの目があると思うと、防犯上も安心できますね。
公園内の遊具について
2017年ごろに完成した公園なので、遊具はどれもまだ新しい状態です。また、種類も豊富で、低年齢児童用のものから就学児童用のものまでいろいろと揃っています。
就学児童向けの遊具
公園の中心には、メインとなるコンビネーション遊具があり、何となく秘密基地のようでユニークな感じです。透明な窓部分にあるエイサーのイラストも、沖縄らしくていいですね!
アンモナイトの化石の模様が刻まれたクライミング遊具。腕の力がない小さな子供にとっては難易度の高い遊具のようですが、その分、上手にできるようになった時の達成感もひとしおです。
中央のコンビネーション遊具からのびるワイドタイプの滑り台。パパやママと並んで滑り降りることもできるので、家族で訪れた際はぜひチャレンジしてみてくださいね。
低年齢児童向けの遊具
低年齢向けのコンビネーション遊具には「シーちゃんのひみつきち」という名前がついていて、どこか華やかでかわいらしい雰囲気です。
「シーちゃん」は八重瀬町の公式観光キャラクターで、姿から分かるとおりシーサーがモチーフになっています。エイサーや棒術が大好きだそうで、大好物はぐしちゃんのピーマンだとか。確かに、八重瀬町産のピーマンは市場でよく見かけますね~。
これは何をイメージした遊具か分かりませんが、上にまたがって楽しむシンプルな遊具です。子供受けする色と形のようで、我が家のチビッコたちも楽しそうに乗っていました。
ジグザグ形状の平均台のような遊具。子供たちがチャレンジしているのを見ていると、まっすぐふらつかずに歩くのは意外と大変なことなんだなと気づかされます。
棒につかまりながら、地面から少しだけ離れた足場の上を移動する遊具も。揺れる足場をロープにつかまりながら移動する遊具はよく見かけますが、あれの低年齢児版といった感じです。
距離も短めの滑り台。左右で異なる形状になっていて、それぞれ違った感触を楽しめるようになっています。
公園内の施設について
長田門原公園には、男女別のトイレ、バリアフリー対応のトイレが完備されています。建物自体も新しく清潔感があり、女性でも利用しやすいと思います。
園内には、子供の見守りに便利なベンチがいくつかありますが、屋根やテーブルを備えた東屋はないようです。すぐとなりのパークゴルフ場側に屋根付きの休憩スペースがありますが、ここはおそらくパークゴルフ場の休憩所なので、公園利用者が使ってよいかは分かりませんでした。
駐車場は遊具エリアに隣接する形であるので、ベビーカーなどで子供を移動させるのにも便利。水筒やお弁当などの荷物がある時にもありがたいですね。約20台ほどのキャパシティがあるので、特別なイベントでもない限り、駐車できないということはないように思います。
すぐとなりにパークゴルフ場も
公園のとなりには長田門原公園パークゴルフ場があります。利用には、八重瀬町への事前申請が必要なようですが、大会などで占有使用する場合を除き、無料で利用することができるようです。
コースは9ホール構成で、はじめてチャレンジするにはちょうどよい規模感。公園とあわせて楽しめば、アクティブな子供たちもきっと満足するに違いありません。
ちなみに、備品などのレンタルは行っていないようなので、そこは自分たちで用意しないといけないようです。これはちょっとハードルが高いかもしれませんね。
施設の申請は八重瀬町の都市整備課で受け付けていて、申請用紙はこちらのページでダウンロードできます。
こんな方におすすめ
長田門原公園へは、那覇から車で15~20分程度。新しい公園のためまだあまり知られていませんが、敷地の広さ・遊具の数・安全性などのバランスがとれた公園だと感じました。
目の届く場所で子供たちを遊ばせたいけれど、近所の公園では遊具が少なすぎてつまらない…。でも、有名どころの公園は人も多いし、敷地が広すぎて移動や見守りが大変…。
そんなお悩みを抱えている八重瀬町周辺にお住まいの方は、ぜひ一度この公園を訪れてみてください。きっと安心して子供とのひと時を楽しめると思いますよ~。
ただ、現時点では遊具エリア内に屋根付きの休憩スペースがないので、日差しの強い日には日傘をもってくるなどの対策が必要だと思います。
基本情報・地図・アクセス
長田門原(ながたじょうばる)公園は、八重瀬町宜次の住宅地に面した公園です。近隣住民の利用をイメージして整備された公園だと思いますが、足元がほとんど芝生で覆われているため、小さな幼児を連れて遊びにいくにはうってつけです。
那覇空港自動車道の南風原南インターから近く、国道507号線や県道82号線経由で5~10分ほどの距離です。周辺には「アグリハウスこちんだ」や「しらかわファーム」といった地域の農産物直売所もあるので、公園の行き帰りに訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、この公園から車で5~10分以内で行ける距離に、以前当サイトで紹介した「神里ふれあい公園」や「友寄馬場公園」「屋宜原中央公園」もあるので、時間に余裕があればそちらもをのぞいてみてくださいね。神里ふれあい公園とは、また違った魅力にあふれる公園ばかりですよ。